こんにちは!
ジュエリーブランドでデザイナー&販売員を勤めていたオタつむりです!
宝石やジュエリーって綺麗!素敵!かわいい!!
なんて思ってもお値段は全然可愛くない…なんてことありませんか…?
「何をもって宝石っていうの?」「どうしてこんなに高いの?」「買うならちゃんとを選びたい…」
この記事では、そんな疑問やお悩みに、
自分に合うジュエリーやプレゼントとしての選び方も含めて解説していきます!
この記事でわかること
- そもそも宝石って何?
- 価値基準はあるの?
- ジュエリーってどうやって選んだらいいの?
そもそも宝石って何?わかりやすく解説!
宝石の定義
宝石とは「鉱物または有機物で、装身具として使われ、美しく、希少で、耐久性がある」ものを指します
簡単にまとめると
- 鉱物または有機物である
- 美しく希少性がある
- 耐久性がある
この条件を満たすものが宝石と呼ばれます
宝石と天然石の違い
アクセサリーショップなどで、「天然石」と表記されているものを見かけたことがあると思います
どちらも自然から生まれた美しい石ですが、宝石とはちょっと違う定義があります
天然石:自然が生み出した石の総称
- 人工的に作られたものではなく、地中で長い年月をかけて形成されたもの
- 鉱物 や 岩石 など、様々な種類が含まれる
- 宝石 に含まれることもあれば、含まれないこともある
なので、「宝石」は天然石の中に含まれますが、「天然石」は宝石の定義を満たしていなければ宝石には含まれません
宝石とそれを使って作られるジュエリーは、永く価値を持ち続けるので、永く楽しむことができます!
価値基準はあるの?
宝石の価値を決める要素
宝石の価値を決めるにはいくつかの要素があります
宝石の種類よって重視される要素は違いますが、下記のようなものが代表的です
希少性:産出量と発見難易度
宝石の価値は、希少性によって大きく左右されます
産出量が少ないほど、また発見が難しいほど、価値が高くなります
美しさ:色、輝き、透明度
宝石の美しさは、色、輝き、透明度によって決まります
鮮やかな色、強い輝き、そして高い透明度を持つ宝石ほど、価値が高くなります
大きさ:カラット数と価値の関係
カラットとは、宝石の重さを指します
重いほど宝石も大きくなるので、カラット数が大きい宝石は価値が高くなります
純粋さ:内包物と価値
宝石は天然のものなので、内包物とは呼ばれる小さな傷や不純物があります
内包物が少ないほど、宝石は純粋で価値が高いと評価されます
カットの技術:美しさを最大限に引き出す
カットの上手さは、宝石の輝きに大きく影響します
なので熟練した職人の手によってカットされた宝石は、高い輝きを放ちます
ブランド力:ジュエリーブランドの価値
ジュエリーブランドの知名度や歴史も、宝石の価値に影響を与えることがあります
有名なブランドの宝石は、そのブランドイメージや品質保証によって、高い価値が付けられます
また、ダイヤモンドには「4C」と呼ばれる国際的な品質基準があり、婚約指輪など品質が高いものを選ぶ際に重視されます
ジュエリーってどうやって選んだらいいの?
いざジュエリーショップに行くと、たくさんありすぎて何を選んだらいいのかわからない…となる人も多いかと思います
販売員としてたくさんのお客様と接してきた経験から語ると、「直感で良いと思ったものを選ぶ」これにつきます!
とはいえお財布事情や贈る相手の好みもありますよね…なのでもう少し具体的な選び方を解説していきます
まずは目的と予算を明確にしよう
目的によって予算は異なります
これは、自分用にもプレゼント用にも共通するので、まずは目的を決めてからお財布と相談しましょう
目的は大きく分けて2つ「普段使いできるもの」「特別な日につけるもの」があります
普段使いできるもの:日常のおでかけ・お仕事など幅広いシーンでつける
なので、比較的手の届きやすい価格で華やかすぎないものが適しています
特別な日につけるもの:冠婚葬祭でつける・記念日やお祝いの品
なので、普段使い用よりも予算が高めになります
特に冠婚葬祭に着けていくジュエリーは、マナーやルールがあるので事前にチェックしておきましょう
自分用の選び方
自分用のジュエリー選ぶ場合は、特に「直感で良いと思うもの」もっと掘り下げると「自分の気分が上がるもの」をおすすめします
お気に入りの色・好みのデザイン・好きなブランドなど、「自分の好き」は流行にも市場にも左右されない唯一の価値があるからです
好みのものが見つかったら、予算と照らし合わせ、生活に支障のない範囲のものを選ぶとよいでしょう
プレゼント用の選び方
プレゼント用のジュエリーは贈る相手の好みと関係性を考慮しましょう
相手の好きな色やテイストをあらかじめリサーチしておくのがおすすめです
普段の服装や持っている小物を観察してみたり、それとなく好みを聞いてみるのもよいでしょう
どうしても好みがわからない・自分の選ぶものに自信がない・相手がファッションにこだわりがある、そんな場合は一緒に選び行くのも一つの手段です
※ただし、まだ関係性の浅い相手にいきなり高価なもの贈ると引かれてしまうので要注意です!
まとめ
- 宝石とは「鉱物または有機物で、装身具として使われ、美しく、希少で、耐久性がある」もの
- 価値基準の要素は「希少性」「美しさ」「大きさ」「純粋さ」「カットの技術」「ブランド力」などがある
- 目的と予算を明確にし、直感で良いと思ったものを選ぼう
ここにまとめた価値基準はあくまでも一般的な評価基準です
宝石としての価値が低いからといって、全く価値のない石というわけでもなければ、高価だからといってあなたにとって価値があるものとは限りません
自分が美しいと感じるもの、これ好き!と感じるものが正義です!
この記事が自分にとって価値のある宝石やジュエリーを探す手助けになれば嬉しいです^^